じおらいとともに

ゲームや同人STG絡みの激しく偏った感想を極薄長文で産み落とすのがメインのブログ
瞬間、稲荷、重ねて
先日携帯の機種変をしたことを記事にしました。
この中で「1000万画素の力をアウトドアで見せる機会が近いうちにある」と記しましたが
この記事を投稿したまさに翌日、知り合いの導きのもとに
愛知県の豊川稲荷に日帰りで参拝して参りました。
今回はそのレポート兼、アクオスマン(1000万超人パワー)の強さを
検証及び童心に返って自慢するコーナーと致します。

ちなみにこの知り合いとは数年前からたまに日帰り旅行をしてまして
その顛末を当ブログで記事にしたりもしています。
彼には「3年前の京都旅行記の続きいつ書くの?」と心温まる励ましのお便りを貰ったりもしてますが
ここについては3年間心の中で焼き土下座をしていることを伝えてお詫びに代えるしかありません。
あと、今3年前の記事を見るとなんというか、文章がイタすぎて正視に耐えんのですよ。
今と違ってテンションがやけに高いのと自己突っ込みが多すぎるのが最大の原因かも。
ほか、無理して面白いこと言いたくてしょうがない…のは今もなんですが
それが今以上に露骨に出てる全編スベりまくりな文脈がなんというか生理的にダメというか…
なのでこれの続きを書くとなるともう、おげんきになる白い粉でも吸わないと無理な気がする。
(↑ダメ、ゼッタイ)
…と思ってたけど、メルティングなんとかーとかはしゃいでる最近の記事を見ると
イタさはそんなに変わってない気もするんだけどなぁ。
でもなぜか3年前のほうが圧倒的に生理的嫌悪感が大きいのはなぜだろう。ふしぎ!

と、私信じみたものはほどほどにして本題へ。
なぜ今回このような遠出をしたのかと申しますと、

知「自分日帰りで愛知県の某所まで行くんだけどお前もついでにどうよ
  帰りに豊川稲荷寄れるんでお前的にはOKでしょ色々と」
俺「じゃあおk」
知「(交通費の)支払いは任せろー(バリバリ」
俺「やめて!」


というお話だったのです。知人の財布がマジックテープ式だったかは見てませんが。
でもマジックテープって便利なんですけどね。なんでダサい扱いされるのか。

そんなわけで、知人の個人的用事に同伴するような形で出発を決意しました。
交通費はあっちもちだったのは何やら普通電車のみ一日乗り放題切符というのがあるらしく
それが二人ぶんあってかつ有効期限的な問題で自分に使わせてくれたということでした。
ありがたやありがたや。

…ではあるのですが、このギリギリ兵庫県な大阪府寄り某所に住んでる我々が
愛知県まで日帰りで行く際には時間的に大きな問題があります。
なぜなら上述の切符は「普通電車」しか使えないから。
さすがに通常の切符で乗れる快速や急行電車にはもちろん乗れますが
いわゆる特急券が必要な列車には乗れません。

<※10月28日23時30分ごろ追記>
当の本人から指摘がありまして、この際に使った切符(鉄道の日記念きっぷ)では
急行列車には乗れないそうです。というか、JRの急行列車という区分自体が相当にレアなようで。
普段私鉄電車(阪急)ばっか乗ってるから知らなかったよ(;´Д`)

なので大半を移動時間に費やすことになってしまうわけです。
事実、当日最寄の駅から発ったのが05時35分くらいで
帰りに同駅に降り立ったのが21時50分くらいでしたが
現地に滞在していた時間は知人の目的地も含めて合計3時間ちょいでしたから。
その間は押し寄せる乗り物酔いとの静かなるバトルと
体中に襲い来るエコノミー的な痛み(座ってる場合は主に臀部や腰、立ってる場合は足)と
持て余す時間との三重苦を克服すべく、会話してみたり寝てみたりイヤホン詰めてみたり
時には日本の車窓から(5分間番組)のごとく風景を楽しんでみたりしておりました。
知人は恐ろしく旅慣れてるのでこの三重苦を全く問題としてないのが凄かったです。
何事も好きこそものの上手なれとはよく言ったもんだと思いました。


そんなこんなで、豊川に降り立ったのは15時40分くらいでした。
ちなみに知人の目的地に関しましては完全に自分は門外漢だったので
ばっさりカットさせていただきます。





とよかわー とよかわー

…とここで1枚目の写真をアップする際に気がついたのですが
本記事冒頭で「この記事は新携帯のグレートな性能を余すところなく自慢するのが目的」
と記したにも関わらず、当ブログに乗せることができるサイズにすると
全く性能の差異がわからない事態になってしまいました。
ちなみにこの写真以下全てサイズを10%に縮小してあります。
実際の写真は大きさが3648×2736ピクセルで、1枚あたり約1.8〜2.4MBの容量を使っております。
3648×2736って凄いですよ。20型ワイドの自分のディスプレイが1680×1050なのに。
この高画質を紙面では一切伝えることができないのが残念でなりません!
10年以上連綿と受け継がれた携帯電話の進化系譜を象徴する写真だというのに!
だいたいプロバ代払ってるのに容量制限が10MBのこのブログの親玉自体が
どこのウェブ後進国なんだって感じですよいや本当に。無料ならまだしも。
画像も100KB未満でないと投稿すらできないし、画像でないものは投稿すらできないし!
実はすでに半分以上容量使ってるんですよ!どうするのホントに。

ああ、ゲーマー的にいい目安を思いつきました。
3648×2736ピクセルの写真1枚を平均2MB(=2,048KB)とした場合、
SFCのマリオワールドとドラクエ1〜4の容量を全部足してもまだこの写真1枚以下です。
(上記の容量をビット→バイト換算して全て足すと1,984KB)
ゲームとかプログラムって本当凄いねぇ魔法とか言っちゃってもいいレベルじゃないかねぇ
と思いつつ、昨今は電脳世界まで飽食の時代なのかなぁとかふと思ったりしました。
それは選択肢の遥かなる向上が実現してる途中ということなので非難してるわけではないですが。

思いっきり話がそれましたが、1000万超人パワーの威力は結局このブログの仕様などの問題で
ここでお伝えすることはできなくなってしまいました。
負けるな僕らのアクオスマン!頑張れ僕らのアクオスマン!


というわけで豊川稲荷への第一歩です。
詳細は安心と信頼のwikipediaにおまかせ。
稲荷信仰のナンバー2的存在です。1位は伏見稲荷。
こうやって寺院や神社への参拝が割とフリーダムにできる、というのは
多種多様な信仰が共存している世界的に極めて珍しい国日本に生まれたことに
感謝せずにはいられないところですね。
伏見稲荷にも3回ほど行きましたし、定期的に門戸厄神にも行ってますし。
異なる宗派に同時参拝しても色々な意味でさほど問題ない国は世界的に見ても
たぶん我が国だけ!そんなとてつもない日本に励ましのお便りを出そう!

あ、ちなみに門戸厄神に参拝してるのはかなり昔からです。
ほどほどに近いって理由もありますので
決してここ数年前から突然じゃないですよ!
(↑何に言い訳してるんだろう)
こういう端的に言ってしまえばイワシの頭も信心から、な文化は大事にすべきだと思う。

またしても閑話休題。
年末年始やなんらかの行事の際は相当に混雑するらしい豊川ですが
日曜日の昼過ぎにも関わらず駅構内と駅前は人っ子ひとりいませんでした。
さすがに院内に入るとちらちらと参拝客が散見されましたが
それでも広さからするととても人口密度が低く大変優雅におまいりができました。



入り口付近で一枚。
こういうとき、写真撮影中はまさにフェイタルフレームだという気持ちで
ベストショットを撮ってるはずなんですが、いざ自宅で見てみると
全く画面栄えしないクソアングルばっかなのは本当泣けてきます。

さらに中に入った直後、またしても大きな問題が。
この豊川稲荷はどうも奥にある本殿が西側になるように作られているらしく
16時前という絶妙な時間に、しかも天候が快晴も快晴、ド快晴なもんですから
恐ろしいほどの逆光が…(;´Д`)
それゆえ1000万超人パワー程度では眩い光に押し負けてとても暗い写真になってしまいます。
知人の持ってる悪魔超人ことデジカメマンは激しい逆光などどこ吹く風で
レンズをズームパンチさせながら更なるハイクオリティな写真を収めているというのに!
戦えアクオスマン!君の力はそんなもんじゃないハズだ!!



中央付近から本殿に向かって撮った写真がこうで、



その後鳥居をくぐり、本殿に背を向けて撮った写真がこう。
微妙に陰陽的な何かを連想してしまいます。オセロ的とも言う。
なんかこう、本殿側が“闇”でその反対が“光”なのは即ち
現代における雑多な信仰を許容する姿勢の行く末を暗示して云々〜
みたく中二病患者の人が勝手に深い意味を付け加えてくれそうな
そんなオーラがします。

そして本殿へさらに歩を進める闇の戦士達。
徐々に本殿がシルエットとして浮かび上がってもなお
逆光はとどまるところを知りません。



ちょっと微妙に傾いてるのが残念ですが、ややもするとこの本殿が
日曜日に訪れた地獄からの使者にすら見えてしまいます。
惑わされるなアクオスマン!僕らが向かってるのはご利益あらたかな
稲荷信仰のナンバー2だ!闇などであるはずがない!
今こそ己の力を解き放て!オンパッキャラマドパッキャラマド…
破ァーーーーーーーー!!!



なんということでしょう。
匠はその大喝一声で、よどんだ闇を一瞬にして吹き飛ばしたのです。
畏怖すら感じるような薄暗い本殿も、見違えるように明るくなりました。

そんなビフォーアフターを目にしながら参拝を終えた我々でした。
ちなみにこの光は単に輝度を上げて撮影しただけでございます。
標準から最大にするだけでここまで明るくなるのはスゴイなと。
さすがに現状の最新モデルは一味違いました。
明るすぎて空が真っ白になったがために
なんか合成写真の素材みたいになってしまいましたが。



というわけで本殿への参拝は終わりました…が、
裏手のほうに回ってみると他にも色々見所があります。
中でも一番印象的なのが千本のぼり。



参拝者がのぼりに願い事を書いて奉納したものがこのようになっています。
伏見稲荷の千本鳥居は有名ですが、それにあやかっているのか
宗派的に類似した決まりごとがあるからなのか、そこらへんはわかりませんが
こちらも伏見同様、物量で圧倒されるモニュメント(って言い方もどうかと思うけど)が
あるという共通性にちょっと感心してしまいました。



ちなみにこれが千本鳥居。3年前の未使用写真から抜粋しました。
これが延々と続く中をくぐっていくと、なんかこう別世界への扉を
くぐってる感じがしてなんとも心地よい現実との剥離感を味わえます。
この鳥居参拝コースは山道を結構な距離歩くので体力的にキツいかもですが
それでも割と手軽に修験者気分に浸れるオススメコースです。


そんな感じで、およそ3年ぶりの旅行記事を終わります。

あと最後に、この豊川稲荷付近およびJR豊橋駅
(豊川駅は豊橋から飯田線に乗り換えて4駅くらい)
で食べたいなり寿司の弁当&駅弁は納得の美味さでした。
のりまきを醤油につけずとも、いなりから染み出た汁だけでおいしく食せるほどに。
むしろこれが一番のお勧めかもしれません。

ああそれと、やっぱり最後に新旧の写真を並べて出したら
たとえ縮小してても画質の違いが顕著に出てますね。
よかったよかった。
| kirby | 小旅行 | 23:25 | comments(0) | - |
レトロスペクティブ京都 前編
割と前の話ですが、また日帰りで行ける範囲で観光に行ってきました。
今回は京都。
動機は前回と同じ、ゲームの元ネタ訪問。いわゆる「聖地巡礼」のひとつです。

※聖地巡礼の際にはマナーを守り、現地の方にご迷惑をかけないようにしましょう。
※前回同様、オレンジ色で記載されている内容は
 元ネタを知っていないとさっぱり妖精ですので注意。


<登場人物紹介>


・kirby(仮)

誰も知らない知られちゃいけない、このブログを書いてる人。
今回も発案するだけ発案して、当日のスケジュール管理や交通手段の検索等は
全て同行者任せというウルトラ無責任っぷりを存分に発揮。
やったことは写真撮影と無駄口叩きだけ。
あと、このレポートを書くのも任務のうちではあるが、ちょっと検索すれば
ここの1942倍くらい見やすく素晴らしい出来のレポートがたくさんあるので
結局kirbyさんの存在価値はどこにもない。
基本的に人外さん以外には食指が動かない困った嗜好の持ち主でもある。はねとしっぽフェチ。

 スタンド名―「レッド・シグナル」
 本体―kirby(仮名)
 破壊力―E  スピード―E  射程距離―B〜D(能力,両豺B、△両豺D)
 持続力―C  精密動作性―A  成長性―E
 能力―.好織鵐謬擇嗚楝里見つめた『信号機』を、強制的に
     『赤』に変更する。正面の信号限定。本体にも制御は不可能。
     ▲好織鵐謬擇嗚楝里見つめた『人間』の『心』を、強制的に
     『赤』に変更し、精神的に不愉快な気持ちにさせる。本体にも制御は不可能。

 A…超スゴイ B…スゴイ C…人間並 D…ニガテ E…超ニガテ


・同行者(仮)

過去何度か登場した、元ネタになったゲームをkirby氏に薦められた方。
今回も無能な上司役をかって出た自分に代わり、日程・タイムスケジュール・
交通手段・必要金額などを全て管理していただいた超ハイクオリティな方。
っていうか毎度毎度すみません本当感謝しております(;´Д`)
しかしそんな彼にも「妹系キャラに弱い」というアレな弱点がある。
つまりフラン萌えであり、自分が紅Exで1億6000万点取ったよーと報告したら
その日のうちに「俺は2億点ですが何か?」とリプレイを返してきたほどのツワモノっぷり。


 スタンド名―「シスター・アズナブル」
 本体―doukousya(仮名)
 破壊力―B  スピード―B  射程距離―E(自分自身のみ)
 持続力―C  精密動作性―C  成長性―A
 能力―,修Δいβ粟成分を注入すると、本人の様々な能力が
     通常の3倍になる。自分自身にのみ有効。副作用の類はない。
     ∋た能力のスタンド所持者が半径数メートル以内にいる場合のみ、
     お互いに効果が増幅されて更なる威力を発揮する。

 A…超スゴイ B…スゴイ C…人間並 D…ニガテ E…超ニガテ


・射命機3号

kirby氏が所持している携行型電話機能付き写真撮影用機械形式神。正式名称はW21S。
発案以外何もしていないこの無能上司タイプな氏が唯一行える重要なシゴトは
これを使って風景を写真に収めることくらいである。
今回の任務を遂行するにあたり、外部保存用拡張でばいす(メモリースティック)を
装着したことにより飛躍的に撮影可能枚数を増加させることに成功したが
元々が数世代以上前の機種なので、画質については言うに及ばない。
でも、使用者の撮影センスが究極に駄目系極まっているため、画質についてとやかく言える権利は自分にはない。

なお、撮影時に弾を消したり、幽霊や妖怪の類を写真に映し出したりする能力はない。



この番組は御覧のスポンサーの提供でお送りします。
ここまでの流れで何が問題かって、思いっきりジョジョであるにも関わらず
肝心の同行者がジョジョのジの字も知らない
ことですね。…ってダメじゃん俺。




<LEVEL-1 科学世紀の竹取物語を8枚撮影せよ>


さて、前回の弘川寺訪問のときと同様、今回も夜勤明けで程よくライフゲージが煮詰まっている自分。
それに対し同行者は待ち合わせた阪急十三駅京都線のホームにおいて、なぜか鉄道マニア御用達の場所にて
なぜか晴れの日のはずなのに長モノな傘を持ち、それをなぜか両足の間に立て、ロマサガ2のオープニングにおける
七英雄のような威風堂々たるポーズをなぜか取りながら待ち構えておりました。何このテンションの差は。

そんな落ちる直前のてんびんリフト(マリオ1の)のごとく気分が上下に激しく開いた我々を
電車はその日も淡々と運んでくれるのでありました。
途中で普通電車に乗り換え、阪急東向日(ひがしむこう)駅で下車、
阪急バスに乗ること10分くらいで停留所「東山」に到着。
ここが最初の目的地、「竹の径(たけのみち)」です。


まず注意点として、バス停からちょっと戻ったところにある



この道案内に気がつかないと、
おそらく郊外の住宅街をひたすらさまようはめになる可能性が極めて高いので注意が必要です。
ちなみに、ここには徒歩5分と書いてますが、徒歩だとここから余裕で10分近くかかります。
京都といえばどことなくはんなりのんびりしている印象がありましたが
どうやらこのあたりの方々は皆さんとても時間を大切にするようですね。
もうひとつ注意すべきなのは、入り口までの道のりには閑静な住宅街と小学校以外何もないところで
おまけに人通りも凄く少ない
ので、平日の午前10時前という不穏当な時間にいい年こいたヤローのみで訪れると
物凄く後ろめたいというか歩きにくい空気を感じるので気をつけましょう。


そして入り口に到着。





ここで弘川寺巡礼の時の感想をもう1回使いまわすことになりますが
やっぱり空気が全然違いますね。
むしろ空気どころか歴史まで違って見えるくらいです。
赴いた時間や曜日がアレだったせいもあるかもですが人気も全くありません。
文字通り、本当に時が止まっているかのような感覚を受けました。まさに永遠亭ですよね。

そんな不変の大自然パワーをひしひしと感じつつ中へ。
ごめんください、どなたですか、私達はたまのお客様です。
お入りくださいありがとう。


  




いや、例によって自分の点数の低い写真しか撮れないローセンスっぷりには嫌気がさしますが
穢れた文明社会から完璧に隔離されたこの秋色小径は見事の一言です。
まるで別世界の住人になった気がします。これぞオリエンタル歴史浪漫。











そうそう、目を横にやるとそこはまさに永遠の申し子たる竹林がどこまでも広がってたり…
ちょっと色がついた竹を見ると、中にお姫様がいやしないか、という気になったり…
ああ、これぞ歴史探訪ですよ。土と竹と木と葉っぱの匂いしかしないのですよ。










うんうん、そしてこの威風堂々たる鉄塔。文明の象徴ですよね。青緑色の金網も風情を感じますね。

やっぱりスタンド使いはお互いに引かれあうんですねってちょっと待てやオイ。



ちょ、関×電力さん何事ですかこの鉄の匂いは。

そりゃ確かに現代社会において電気は不可欠ではございますが
このような場所に建てるなら建てるでも少し社会から隔離された感を大事にして欲しかったですよ。
巧妙に隠すとか!保護色で覆い隠すとか!光の屈折を利用するとか!鉄塔そのものを竹で作るとか!
いやいや電気と竹の親和性をバカにしちゃいけませんよ?
エジソンが電球を発明した時、彼が最初にフィラメント(発光させる部分)として用いたのは
わざわざ遠い日本から取り寄せた竹だったんですから。
なので近代の電気会社の方々ももうちょいそのあたりイキなはからいをして欲しかったものです。

…まあ、その、実際のところはたまにこういう設備があったり、
写真を見てもわかるとおりバイクなんぞもあったり、
他の写真にもうっすら青緑色の金網がそびえてたり、
たまに自動三輪や軽自動車が何かしらの運搬のために通過して行ったりするので
完全に過去の住人気分に浸ることはできなかったのがちょっと残念かも。
竹林を左右に構えた小径の眺めは見事の一言に集約されるだけに、余計に。


この竹の径は片道15〜20分くらいで歩き終えることができます。
地元ではおそらく年一回、「かぐやの夕べ」という催しを夜間に実施するようで
スケジュールが合えばぜひとも見に行きたかったですね。
元ネタにのっとる意味でもぜひとも夜に来たかったですし。
あと、道案内板を見るとここには「かぐや垣」というものがあるらしかったので
それなりに注意して垣根を見ていたつもりでしたが、どうも思いっきり見逃してしまったっぽいのも心残りです。



そして秋色小径に別れを告げた我々は、坂道を降りてすぐにあるバスにて阪急洛西口駅に赴くことになります。
このバス自体は十数分に一度は到着してたのですが、ふとすぐ横の別のバス停を見ると、



時刻表がこのような事態になっているあたりに郊外の趣を感じました。
正直、『となりのトトロ』の舞台になった村でももう少しバスの本数多いと思います。

あと、こういう反射物を撮る際には「自分のキモい姿が映りこんでいないか」に
細心の注意を払う必要があります。これもちょっとヒヤヒヤです。
念のためもう一枚身体をずらして撮ったのもあるのですが
その写真にはマイケルジャクソンみたいなポーズをとりながら撮影している自分が
くっきりと映り込んでしまってましたので。難しいものです。



そんなわけで、阪急電車にて次の巡礼先へ向かいました。
今回はこのへんで。


さーて、来週の旅行記は?
kirbyです。先日の夜、入浴の際風呂場で派手に転びましてね。
藤子不二雄の漫画でバナナの皮を踏んだ時のようにドスーンと逝きました。
いやー、ひじに痣を作るだけですみましたが、後頭部打ってたら死んでたかもですね。危ない危ない。
そんなわけで次回のじおらいとは、
<LEVEL-2 魂の戻る橋を4枚撮影せよ>
<LEVEL-3 式神の祖の史跡を2枚撮影せよ>
<LEVEL-4 姫を隠す金色の閣を大量に撮影せよ>
の3本です。
それでは来週もまた見てくださいねー。ジャンケンポン。うふふふふふ♪




<おまけ1>



竹の径通行中、どこかに永遠亭(みたいな建物)はないかなーとたびたび左右を見渡していたのですが
残念ながら遠くにしょぼくれた物置小屋っぽいのがあるとこしか発見することはできませんでした。
おまけにただでさえ見辛いのに、ブログに載せるにあたって縮小しているため
上記の写真を見てもさっぱりわからない事態に。一応印をつけましたがこれでもさっぱりわからん。
むぅ、やっぱり迷わず辿り着くのは人間(しかも凡百以下)には無理なのかなぁ。
せめて兎の足でもお守りに装備してくればよかった。


<おまけ2>





お昼のニュースです。
9月未明、京都府向日市にある「竹の径」内部にて、
兵庫県在住の星野黴男さん(2X歳、仮名)が何者かに襲われる事件があったことがわかりました。
黴男さんは竹の径を歩いている途中、突如として視界を乱され
「射命機の力が効かない!!」と叫びながら写真を撮り、その後「へぁーっ!目がー!目がぁー!!」と
このような事態にありがちな台詞を吐いて倒れたということです。
その後黴男さんは、3分間待ってやることにより無事に意識と視界を回復し、旅の続きを楽しみました。
調べに対し黴男さんは、「絶対あのへんに月から来た兎が潜んでたんですよ!幻視受けたんです幻視!」などと
意味不明なことを話しており、警察は黴男さんが落ち着くのを待って精神鑑定に踏み切る見通しです。


| kirby | 小旅行 | 15:48 | comments(6) | - |
幽雅に咲かせ、弘川の桜 後編
(例によって、水色の部分は元ネタを知っている人用になっております)


<最近の同行者氏とのやりとり抜粋>

(…野郎共花映塚対戦中…)

同「おー、やっぱ強いなぁ。さすがにまだ敵わないや」
俺「いやいや、ノーマルのストーリーモード幽香でクリアできたなら
  十分上達してるって。というか俺うどんげでクリアできませんでしたよ?
  なのでたぶん俺よりうまいって絶対。だからエキストラやれ」
同「ハァ?ムリムリくんだね、チミ。全作品やっとノーマルクリアできるくらいなのに
  そんな強まった難易度設定なんかできるわけないですが?」
俺「いやハードよりも簡単だってエキストラは。ためしにやってみるからよく見とれ。
  この黴京院典明に精神的動揺による操作(ルビ:コントロール)ミスは
  決してない!と思っていただこうッ!」

(…kirby氏、永夜抄エキストラを結界組でクリアしてみせる。
 当然参考にさせちゃうと面白味が失せるのでリプレイは保存しない)

同「おお、素晴らしい戦果ですね。我輩には到底辿り着けない領域でござる。
  これでも貴殿はそんなに難しくないと申されるわけですか?」
俺「Exactly(その通りでございます)」
同「でも、クリア前にぼそっと『インペリ出せなかったか…』とか聞こえたけど
  どういう意味ですか?コントロールミスありまくりだったんじゃ…」
俺「アーアー聞こえなーい。しりたがりやは わかじにするぞ。
  まあこんなわけで、何度も何度も何度も繰り返し練習すればいつかは
  コツとかパターン掴めてクリアできるようになるから、やってみれ」

(で、それからたったの1.5日後

同「ヤター!!永エキストラクリアできたYO!!!!」

俺「Σ(´Д`;)  …。・゚・(ノД`)・゚・。」

ぬがぁぁぁぁ俺が俺がうぉれがそれクリアするのにどんだけどんだけ
時間かけて練習したと思ってるんだどちくしょうがぁぁぁぁ
100回くらいスペプラで練習してようやくパターン掴んだネクストとか
未だに2割くらいの確率でしか取れない一条戻り橋とかそんなあっけなく取るなぁぁぁぁ
明らかにパターン掴んでないっぽい動きが多いにも関わらずラスト手前で3人も残してるしよぉぉぁぁぁ
っていうかっていうか40回近くやってなお本編で1回も取れたことのないいはかさを
そんな簡単に簡単に 簡 単 に 取りやがってぇぇぇぇぇウワァァァァァンモウコネェヨ!!!!!



かのレオナルド・ダ・ヴィンチは22歳の時、当時の師に
「今私が描いている壁画の中に、お前も一人人物絵を描き入れてみなさい」
と言われて描いた女性の絵があまりに人間離れしたものであったため
それを見た師のほうが自信を喪失しそれから二度と絵を描かなくなってしまった…
という逸話が残っているらしいです。(ソース:幼い頃読んだ学研漫画)

ええ、なんか今、その師匠のような気分ですよははは。



え?ああ、はい。弘川寺の話ですよね。
つい忘れるところでしたよ。



前回紹介したあの階段を上ると、まずこの「西行堂」にお目見えできます。



おそらくは西行法師が晩年に結んだ庵じゃないかなとは思いますが
手近に解説文などがなかったためわからずじまいでした。もちろん中も拝見できず。
まあ、これ自体は当時を幻視するための貴重文化財ということでこれ以上いじる余地がありません。
問題はこの西行堂の屋根です。



わかりにくいかもですが、なぜか屋根にびっしりと大量の硬貨が貼り付けられているのです。
もちろんこれは現在流通しているお金であり、お参りに来た方々がなんらかの
ご利益を求めて屋根に硬貨を投げていることは言うまでもありません。
現に自分の前でも壮年の親子連れの方々が1円玉などを投げておりました。
近くにまた上る階段があるので高さは合うのですが、それでも階段から
屋根までは数メートルある上に屋根自体が急斜面であるため乗せるのは結構難しいです。
自分もやってみましたが、思うように乗らずに何度か階段を往復するハメになりました。
でも、正直なんのご利益があるのかは不明のままで。
親子連れの方々と一緒に硬貨を投げまくるにあたって奇妙な連帯感が生まれてたので
その時ついでに聞いておけばよかったなぁ。
…まあ、阪急梅田地下街の噴水内に硬貨が沈んでいるのと同じ程度の意味かもですが。(←ローカルネタ)

しかし、どこぞの神社のお賽銭箱の中身よりはよっぽど金額多そうですよね。

さらに上る(むしろこのへんから『登る』)と、大小いくつかの塚というか碑が見えてきます。
それぞれに西行法師が詠った歌が刻まれており、本来の目的で赴いた方々ならば
ここで感激に浸るわけかもですが、もちろん我々はアレでナニな上に
芸術を解する清らかなココロもそうそう持ち合わせてないわけですので
「達筆すぎて碑文読めないね( ´・ω・`)」「(´・ω・` )そうだね」
というだけの結果に終わりました。なんか色々と申し訳ないことに。

なのでこちらの前で手を合わせてお祈りタイム。



こちらは西行墳と呼ばれ、西行法師が眠っているところです。
800年以上の時を経てなお、多くの人が巡礼に訪れては自らの歌に感動をあらわにする
光景を見て、法師は一体何を思っているのでしょうか。
おそらく生前はまさか、このように遥か後世にまで奉られるとはきっと
思いもしなかったことでしょうね。

つまりここが「リポジトリ・オブ・ヒロカワ」なのでしょうかね?
そう考えると微妙に、全体ばらまき弾が発射される直前に円を描いているときの状況に
似てるような気もしなくもありません。
ここは元ネタにのっとって何らかにかすりまくらなければいけないところですが
ちょうどこのあたりで本当に少しだけ雨の残りがぱらついてきたので
思う存分Grazeすることができました(雨粒に)。


さて、ネタと冒涜の境界にもGrazeしまくってる気もしますが、気を取り直して
ここから山麓周回路に入って本格的に山を登り始めます。

ここで問題なのは、自分と同行者のいでたちとたたずまい。

当然下調べが完璧だった同行者は、山登りということを意識して
発汗しても困らぬよう薄着+羽織るもの持参であり、長い傘も持参しており(中編参照)、
おまけに履いている靴は15,000円するというそこそこに本格的な登山靴。
その他邪魔になる所持品は何もなし。うーむ、全身完璧じゃないですか。
防水、防寒、耐熱、耐衝撃、耐火、退魔、除霊、まさに○すべてですよ。
そんな理想的エスパーマン(SaGa1仕様)である彼に対し、自分はというと
・肌寒かったので無駄に厚着
・得物(傘)など持っておらぬ、漢は肉弾攻撃あるのみよ
・靴は彼の半値以下のごく普通のスニーカー、
 彼がエルメスのくつなら自分はかわのくつ(防御力1:ゴブリンが落とす)
・落としたら壊れる可能性大な上に値段もバカ高い精密機器(iPod20GB)を無駄に所持
…という体たらく。
剣ばっか振って育った「にんげん おとこ」がフレアの書を使うくらい空気読めていません。

という状況なので、山登りの結果は言うまでもなく
自分のみが取り残されるわ足元ぬかるんで滑りそうになりまくるわ
血ヘド吐きそうになるわ汗かきまくるわ
写真はロクなもん撮れないわ(←それは元々からです)散々でした。
小旅行の際はくれぐれも事前にキチンと計画を立てておきましょう。
…と、消費者金融のCMのような教訓を残してみる。

ですが、頂上付近まで登った際の絶景と、それを鮮やかに彩る桜の舞は
ディ・モールト、ディ・モールト(非常に非常に)良かったですよ!
御覧ください、この雄大にして壮麗な景色を!
御覧ください、この絢爛にして幽雅な桜花を!



って、全然わからNeeeeeeeee!!!!_| ̄|○

これでも一番良く撮れていた写真なんですから笑わせてくれます。
ほら、なんとなく木々のスキマから見える町並みから高さがわかりますよね!?
…わからないかorz


グダグダなままヘロヘロになりつつここですみやかに下山。
残念なことに、ここに来るバスの本数が非常に少ないので
予定しているバスに乗れないと物凄いタイムロスになるのです。



降り終えたころには曇天模様もすっかりこの通り。
さわやかな気分で岐路に着く我々であったということでした。
この時まではマトモなブログが書けると思ってたのはもう過去の話…

強引にこれを西行妖ということにしておきます。
傍らの建物は幽霊嬢の屋敷の蔵ということで華麗に脳内補完。
…は、さすがに無理がありすぎるかなぁ。



というわけで、散々申し上げてきましたが
桜ばっかりで建物が全然撮れてないので、また機会があれば
秋にでも再度訪問しようかなとか思ってます。

実はあとで調べたら、もう一つゆかりのあるキーワードが出てきたのです。
(というか西行法師がここに移るずっと前に弘川寺は開創されたらしいので
 むしろこっちのほうが有名かもしれなかったりする)
この金剛葛城山系で厳しい修行を積み、数々の足跡を残しつつ
天智天皇の時代に今回訪れた弘川寺を開創した、修験道の開祖と呼ばれている人がいます。
それが役小角(えんのおづの)

なに、役小角と申したか。役小角と申したかッッ!!

不覚。まさに不覚である。ここに来る前にちゃんと調べておけば…ッ!

というわけで再来訪決定。
もちろん目的は、

俺に向かって回転しながら突っ込んでくる御狐様を
しっかりがっちり抱きとめてそのままお持ち帰りする也


に決まってますよね!!11!!!1




…あ、メガテン繋がりということでも問題ないですね。
そっちで行きましょうか。(建前上は)

あれ?今の自分ならジャッジメントで大ダメージ喰らいそうですよ?(ベルゼブブのごとく)
まあ思考だけは常にマハ・ジオンガ→ナイスショートですが。
| kirby | 小旅行 | 17:00 | comments(2) | - |
幽雅に咲かせ、弘川の桜 中編
<前回までのあらすじ>

準備はしないわアクセス手段も調べないわ態度も図体もデカイわ写真もロクに撮れないわで
どちらにお住まいのお貴族様ですか?みたいな振る舞いのkirby氏(仮名)と
そんな役立たずを完璧にフォローしてくれる(ただし写真以外)超敏腕マネージャーかつ
タイムキーパーであるものの、誰ぞに二次元と三次元の境界を弄られたらしく
たまにあちらの世界に空想を飛ばすのが玉にキズな同行者氏(仮名)。
それぞれ不純な動機で訪れた弘川寺ではありましたが、
そこに住まう木々や空気、そして幽雅に散る桜の舞に
両者ともただただ心が洗われる想いであったということらしいです。

<わかる人専用の前回までのあらすじ>

「よし!弘川寺に西行妖を見に行って、かつ興味本位で何者かを復活させるぜ!」的な動機で
意気揚々と計画だけ立ててあとは人任せだった自分。
徹夜の強行軍で文字通りボーダーオブライフだったものの
行き着いた現地はあまりに俗世間から離れていて、
「ああ、“音速が遅い”ってこういう感じなのかな」とか思いました。
わくわく中の天狗のごとく写真を撮りまくったものの、被写体は全然収まっておらず
速攻で(桜の花びらに)被弾し(心が)撃墜。携帯のカメラでは弾を消せないようです。不覚。


====================================

そんなわけで、前回の続きです。

今回水色で書いた部分は、元ネタを知ってないと
よくわからない部分となっております。あしからず。
本当はこの記事より先に元ネタを紹介しておくべきだったかもですが
あまりに思い入れが深いもので何から書けばいいかわからず結局後回しに
してしまってまして。なのでこんな暫定処置になりました。

さて、手持ちの写真があまりに桜ばっかでどうしようもないので
こんなわき道でも晒して 文字数を稼 お茶を濁そうかなと思います。
本来こういう状況になると、「あ、これはこれでまた違う展開にできるな」とか
思うものですが、今回は真剣にかつマジメに語ろうとしてこの体たらくなので
正直素で凹んでます。



基本的に山道なので、流れる水が恐ろしくキレイです。
水筒をもし持っていれば持ち帰ってたかもしれないくらいに。
実は(自分は帰る間際に同行者氏に教えてもらって知った体たらくなのですが)
この弘川は「金剛葛城山」という山麓系の中途に位置してまして(なんか日本語変)、
現在では山麓をぐるっと回るようにハイキングコースも作られています。
この写真はそのコースに(間違えて)足を踏み入れた際に撮ったモノでありまして。
また、金剛葛城山と言えば楠木正成が山城を築いて足利軍を止めた地でもあり
それを知っていればまた違う一面を見ながら歩くことができたかもしれません。

っていうか山の名前くらい事前に調べて来い俺。
そもそも、



駅から乗ったバスにもこんなに思いっきり「Kongo」とか「金剛」って書いてんじゃねーか。
この時点で気付けよ自分。

「あー、このバスの整理番号って598かぁ。惜しいなぁ。
589だったらうまい具合に元ネタと絡められたのにー(589=こんぱく)」
とかバカなことほざく暇があったらもっと目の前の物体に集中しろよ自分。(註:実話)


とまあ、ここまでが自分の腐れっぷり。ここから同行者氏のぶっとびぶりです。
このハイキングコースを上るにつれてどんどん浮世離れした光景になってくるものだから
次第に「ここを歩いていけば幻想郷に逝ける!いやいや雛見沢ですら逝ける!」
みたいなうわごとが目立ち始め(註:どちらもゲームの舞台)、
自分がマサルさんに出てくるフーミンのようなリアクションで
「行くなーっ!(ガビーン)」と止めるものの、追い討ちをかけるように
2つ上の写真の清流を辿った先にダムがあったため同行者のテンション最高潮。
「ダムキタ━(゚∀゚)━!!バラバラ殺人キタコレ!!!雛見沢行けるってこれワクテカ」
(註:もちろん本当は2ch用語ではありません)
みたいなうわごとを残してどんどん急斜面を上に登って行く同行者。そんなに殺されたいかお前は。
結局、暴走する彼との距離が50メートルくらい離れたあたりで
ようやく自分の呼び声が届いたみたいで、
「いや〜、おじさん参っちゃったなぁ」
とか言いながら降りてきてくれましたとさ。参ったのは自分ですよ。
っていうか色々と彼の境界弄りすぎ。自重汁>スキマ妖怪

でもまあ、彼の気持ちもわかるような気もします。
それくらいこの地は現世から離れてまして、
時が止まっているかのような錯覚さえ覚えましたゆえ。
実際自分も少し「幻想郷に行けたらいいなぁ」とか思ってしまったのは事実です。
でもダムでバラバラ死体にされるほうは勘弁だけど。

さて、だいぶ桜と関係ない話になったので元に戻しましょうか。

思いっきり無駄足となったハイキングコースから踵を返して、
ようやく西行法師の足跡を訪問すべく本格的な山登りを開始しました。
んで、前回紹介した桜の鳥居の近くで発見したのが、



この通り道です。
残念ながらこの道だけほとんど桜が散ってしまっていましたが、
もし満開の時にここを訪れることができたら、言葉にならないほどの
日本の美の極致を満喫できたであろうことは容易に想像できます。
画質と天候と撮影者の腕前の関係で桜だとわかりにくいですがそこはご容赦を。
まあ、ここから先は立入禁止っぽかったですが…
むしろ、桜が満開ならここ6面の背景っぽくないですかね?
そう思って立入禁止の結界ギリギリから撮影したわけですが、空を飛べない自分でも
簡単に上をくぐれる程度の結界だったのでつい禁を破りそうになってしまいました。危ない危ない。


そして最後に。



この階段から巡礼が始まります。
一歩一歩踏みしめるにつれて、自分が現実を離れて
歴史を遡っているような感触にとらわれたのを今でも覚えています。
残念ながらこのような風情に浸ることができるのは序盤だけで、
途中からひたすら山道山道山道山道山道と、どこぞのゲームの5連携のように
それはそれは険しい道のりになるのでかなりの勢いで現実に戻されます。
このへんの話は後編にて。
この階段を撮ったもう一つの理由はもちろん、ここから白玉楼への階段を
連想できるからですね。いかにも5面っぽい展開です。
同行者も持参した傘を持って「斬れぬものなどあんまりない」とか言ってたので
たぶん自分と同じことを考えていたことでしょう。
俗諦常住とはよく言ったものです。俺ら揃って頭ン中俗っぽすぎ。



さて。
残った写真でどう記事を書くべきかなぁ。
見事に撮りたいモノが撮れてないのばっかだしなぁ。ああ。
| kirby | 小旅行 | 09:23 | comments(2) | - |
幽雅に咲かせ、弘川の桜 前編
4月16日日曜日に、Yahooにも載っている桜の名所でもある
弘川寺(大阪府南河内郡)へ桜を見に行ってきました。
日帰りでしかも半日で往復できる距離にあるのですが、夜勤明け後すぐ出発という突貫工事だわ
基本的に山道オンリーだわ先日までの雨で足元超悪いわで
帰ってくる頃にはグダグダになってました。

でも先週、あれだけぐちぐち言ってたにも関わらず
当日になると突然雨が上がった上に天気予報も晴れだったりとか
前日まで入っていた予定が当日の朝にキャンセルされたりとか
何より去年に比べ今年は結構長い間桜が咲いてくれていたこととか
今にして考えれば色々と僥倖だったと思います。

まず最初に弘川寺とはどういうところかについて。

弘川寺とは、西行法師という僧にして歌人が晩年に暮らし、終の棲家としたところです。
西行はもともと南北朝時代の武家の名門に生まれ、鳥羽天皇の護衛職に就いたこともありますが
若くして突然出家します。その理由は諸説あるようですが、身分違いの恋をしてしまったから説と
親友が戦死したから説の2説が有力のようです。どちらにせよ当時の観念において
俗世を捨てる動機になりうるには充分だったと言えるかもしれません。
それから西行は高野山に長く居を構えることになり、その間に多くの地を旅し
多くの歌を詠ったそうです。出家した動機がずっと胸に根付いていたせいでしょうか、
調べてみたところ西行の歌にはこの世と自分自身に対する無常の念が
色濃く現れているような感じがしました。
そして、あの平氏滅亡を決定付けた壇ノ浦の戦いの数年後、この弘川寺で
西行は生涯を閉じたそうです。
また西行は桜を愛した人物であることも広く伝えられているらしく、西行が晩年詠った
「願はくば花のもとにて春死なむ その如月の望月のころ」
(超意訳:願わくば桜の花の下で春に死にたいものだ、(旧暦)2月中ごろに)
という歌の中にもその心は表れています。そして、本当に西行は旧暦2月中ごろに生涯を閉じたらしく
旧暦2月中旬は新暦だと3月末にあたるそうです。きっと桜も満開だったことでしょう。

とまあ、ぐぐればすぐわかることを長々と説明しましたが、
そこはそれ、行くのは自分です。俺です。kirbyさんです。
なぜ数ある桜の名所の中でここを選んだか、という理由がとんでもないことに。
歴史のロマンを感じるためとか日本の伝統文化に触発されてとか短歌の奥深さに深く感銘を受けたからとか
そんな人様にムネを張って言える理由であるわけがない。

というわけで、もちろんここを選んだ大きな理由はアレです。
なんかあまりに動機が不純ゆえに祟りの一つや二つ貰って帰っても不思議じゃないわけですが
もちろん歴史上に名を残す偉大な歌人へ馳せる想いや
元ネタのあのゲームに対するリスペクトも忘れておりません。なのでこのあたりはご容赦を。
というかちゃんとお祈りもしてきましたよ。

会話がずれてるずれてる。
そろそろ元に戻しつつ本題へ。

さてまず最初に、この企画には同行者がいます。
彼は一週間前から、

「最寄り駅(近鉄線富田林駅)までのルート及び電車の運行時刻」
「駅からのバスの運行時刻と路線」
「帰りのバスに乗るべき時間(本数がとても少ないので)」

を詳細に調べてくれた上に、前日夜に自分が『ごっめーん明日無理ぽー』と連絡したくせに
当日の朝『ごっめーんやっぱ今日行かなーい?』と突然連絡しても
快く引き受けてくれた寛容さの持ち主でもあります。
っていうか客観的にどう見ても俺なんにもしてません。
何様だ自分。王様気取りですか。
ともあれ本当に色々助かりました。この場を借りてお礼申し上げます。

まあ、素直にこうやって礼だけ述べさせて欲しかったのですが、
当日は朝早いわ肌寒いわ雲が残ってたわで駅からのバスに乗客がほとんどいなかったのを見て
「あれー?人少ないなぁ、おかしいなぁ。絶対Y・S(註:キャラ名)コスプレしてる子とかいると思ったのに」
とか素で抜かしやがったのでなかなか純粋に感謝の意を表現できないのがツライところです。
っていうか、本人から全面的に許可得てるので自分が言ったことそのまま書きますが
なんで俺お前と友達してるんだろうって普通に思いましたよ?
俺でさえ、俺 で さ え そんな血迷いすぎたこと思ったことないのに。
そんなにコスプレ見たいならしかるべきトコに行きなさい。
我々はあくまでお花見とお寺参りに来たのだ。そのことを忘れてもらっては(マジで)困る。

というわけでのっけから極端な疲労感を消せなくなってきましたが
こんなことでへこたれるわけにはいきません。
急斜面と悪路と急カーブの中をすいすい走るバス運転手の技量に
軽く感服しながら走ること15分くらい。


※例によって2年前の携帯で撮った写真ですので画質がアレなのはご勘弁を。
 というかこの写真はあくまで実際に行ったことの証拠くらいに留めておいてください。
 キレイな写真を見たい場合はお手元のブラウザに「www.google.co.jp」と…(以下略



到着。

まあ傍らの電柱になんか興が冷めてしまうようなこと書いてますが
言うまでもなくこの場で一番不審者っぽかったのは俺らなので全く問題ありません。
ここから坂道を登ること徒歩数分。





すげぇ!すげぇよ俺!!
何がすごいかって、ここまで来たのに

撮ってるのは桜ばっかりで、本堂とか建物とかを全く撮っていない

とことか!もうこれじゃあ全然現地レポートになってないねHAHAHA!!!!

えー、実はこれを書いてるあいだにこのことに気がついたのですが
我ながら被写体選びのセンスのなさには嫌気がさします。
この瞬間、「おバカ度:俺>同行者」が明らかになりました。
同行者さんごめんなさい。ええ、さきほどはああ書きましたが
やっぱりそういう希望を持って行動することは大事ですよね。叶うとは思わないけど。

しょうがないのでこの写真を用いて解説。
桜はさすがに散りぎわでしたが、それでも充分に綺麗でした。
…桜というのは「咲き始め」「満開時」「散りぎわ」のいずれにも
その時にしか味わえない独特の趣があると思います。
散りぎわの桜、すなわちカタチのある美が儚く散っていくさまには
なんとも筆舌に尽くしがたい無常感がありまして
西行を祀っているこの地には一番相応しい時期だったかもしれません。
また、山奥ということもあり、明らかに雰囲気と空気と匂いが俗世と離れております。
雨上がりということもありうっすら霧もかかっており、時折うぐいすなど山鳥の鳴き声がこだましたり。
どれくらい離れているかというと、アレな動機で来た自分とコスプレとかほざいてた同行者が
揃って「今までの自分が恥ずかしく思えてくる」と口に出した
ほどです。
あと、土と木々と桜が醸し出す、かすかな匂いも印象的でした。
これも自分の貧困なボキャブラリーで表現できるようなものではないですが、
一言で言うなら「歴史のニオイがする」とでも言うのかな、と思ったわけです。

ただ、車が多かったのがなんともなぁ、と。
帰り際になると本当にうじゃうじゃわらわら入ってくるものだから
入り口付近は歴史のニオイはおろか空気すら一気に俗っぽくなりまして。
そりゃ一応観光地なわけですからある程度はやむをえないでしょうけど
せっかくバスが出てるんだからそっちでゆっくり来ようよーと思いました。
っていうか車はまだしも付近でタバコ吸うんじゃねーよボケが
車ごときゅっとしてドカーンしたろかゴルァ とか思ったのは内緒。


とりあえず前編の最後に、1枚だけ本堂付近を写した写真があるのでそちらを。



境内(って言うのかなこういう場合)に入るとすぐ、こんな感じのがあります。
鳥居を模したカタチの枠組みに、桜を垂らしてあるのですね。桜の鳥居です。
そりゃもちろんこんなのがあったらくぐらないとウソですよね。
なんだか「祝福を受けた」ような感じがして、心が晴れ晴れとするのを感じた気がします。

それはわかったから。わかったから!自分!頼むから!!

もっとカメラ引いて撮影してください…

これじゃ近すぎて実際に現地に行かないとわけわかめじゃないかッ!
ああもう本当自分のバカ!バカ!チルノ!!
どうして全体像を把握しようと思わなかったのさ!
どうしてもっと見やすい角度で撮ろうと思わなかったのさ!
我ながらここまで周りの見えない人間だとは思わなかったわよッ!
もういい冥土に帰らせていただきます!!っていうかもう死にたい(泣)


…こんな感じのダメ具合であと2回ほどお付き合いください_| ̄|○

桜がなかったらもう少し冷静に建立物を撮影できてたのかなぁ。
うーむこれが桜の魔力。おそるべしジャパニーズトラディション(←責任転嫁)
| kirby | 小旅行 | 11:00 | comments(2) | - |
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