じおらいとともに

ゲームや同人STG絡みの激しく偏った感想を極薄長文で産み落とすのがメインのブログ
なぜか 今さら ドラクエ4コママンガを語る
知り合いのかたがご自分のブログにて語ってらしたので
便乗して書いてみることにします。
きっかけはそのかたとメッセンジャーで語ったことですけどね。

自分がまだ小学生の頃、エニックスから「ドラゴンクエスト4コママンガ劇場」というものが発売されました。
当時は(小学生という環境もあって)ゲームが好きでも関連作品がなっかなか出ない時代であり
こういうものは大変貴重であり珍しいものだったと記憶しています。
当時からアンソロジーとかいうモノがあったのかは知りませんが、世代的に手に入るものでもないですしね。
それゆえ、初期の頃はゲーム好きなお子様の間でかなり流行った記憶がありますし
自分も今なお記憶に残っているところは少なくありません。

ちなみに、出ていた4コマシリーズは多岐に渡ります。
というかむしろ、旧スクウェア関連作品以外で有名な一般ゲームはおおよそ出てたと言っても
きっと過言ではありません。自社製品のだとワンダープロジェクトとかかなりマニアックなレベルまで
発売してたことがあるはずです。他、マリオやエムブレムはもちろん、果ては星のカービィシリーズなど
任天堂作品も多数発売されており、さらには他社製品でもワイルドアームズとかモンスターファームとか
どこまで出すねんってくらい大量に出てました。まあ、そのほとんどが粗製乱造のレベルだったようですが。

面白いのは初期のポケモンも4コマを出してたことです。5巻まで。つーか手元にあります。
当時はアニメなんぞもなかった(もしくは黎明期)ですし、
ポケモン自体がそんなにメジャーでもなかった時代でした。
それゆえに個々人の解釈でのびのび描いている光景は今見るととても新鮮です。
見えない力によって情報が統制された中で生活することがいかにつまらないものかが
よくわかるエピソードとなっています。

それは置いといて、自分も知り合いに便乗するというか触発された形ですが
ドラクエ4コマにおいて今覚えてることや思い入れ深いことをずらーっと
箇条で殴り書きして行こうと思います。



・作家さんの名前は敬称略です。
・基本的に全て自分の記憶のみを頼りに書いていますので
 内容の信頼性については保証しかねます。
・もちろんぐぐってもいません。
・あれ?初期のドラクエ4コマってちゃんと持ってたはずなのに
 どこ行っちゃったんでしょうね?部屋から見つからないんですが…('A`)


●柴田亜美

ドラクエ4コマの話をすると必ず話題に挙がる人のひとり。
当時を知る者なら「もりそば」「うおのめ」という単語を聞くと思わず頬が緩むに違いない。
他、アレな記憶力に長けている者であれば
「茶巾ズシー♪」「トンボとトビウオ」「はがねの剣100万本」
などのフレーズにも心響くものがあるだろう。
とにかく印象に残りやすい、“シンプルだけど変な切り口”の漫画を描いていた。

ただ、ネタの多くが「ドラクエである必然性を感じられない」ものであり
ほとんどのキャラクターに独自路線のキャラ付けを行ったことを前提としての笑いであった。
この方法は賛否両論を招くであろうが、それ以上に現在の環境では
出版側も読者側もなかなか許してくれない方法であることのほうが重要な気がする。
当時だからこそ許された技法であり、そこから生み出された笑いはもしかしたら
奇跡の産物だったのかもしれない。…のか?

ガンガンで描いた「南国少年パプワくん」がアニメ化もされそこそこウケた後は
ファミ通にて「ジャングル少年ジャン」「ドッキンばぐばぐアニマル」を
連載、業界ネタを面白おかしく披露する内容で好評を博したようだが
今でも連載されているかどうかは知らない。
ちなみに、パプワくんは5巻中盤あたりまではギャグ漫画の体裁を保ってきたが
ある話を境に突然シリアスな話になったのが今でも印象深い。
だが、それから確か8巻まで続いたことや、ギャグパートの中に時々伏線を入れていたことを
考えると、いわゆるジャンプ的打ち切り展開ではないと思われる。
今見るとなかなかに面白い。煮て良し!焼いて良し!でもタタキはイヤッ!!


●衛藤ヒロユキ

ドラクエ4コマの話をすると必ず話題に挙がる人のふたりめ。
柴田亜美と比べると、キャラの独自路線をひかえめにしているものの
絵面のインパクトが増しており、内容の他に絵でも笑わせてくれる人だった。
印象に残っている氏のネタは数多いが、柴田女史のように一言で表現できる
話はなかったため、長くなるので紹介は避ける。
でもまあ、とりあえず、ふんどし!(大根を掲げながら)

ガンガン連載「魔方陣グルグル」は氏の笑いの集大成とも言える作品。ただし、前半限定。
パプワ同様、アニメ化とともにそこそこ好評を博し、同時に初期の話における
珍妙なキャラや台詞が織り成す面白味は他になかなか類を見なかった。
ただし、1ヶ月の場合魔法は尻から出る。

問題は9巻あたり以降からファンシー路線に変更したような
(むしろ方向性に迷って試行錯誤しているような)印象が見受けられ
急激に彼独特の持ち味が薄れてしまうこと。まことに残念である。

どうでもいいこととして、自分と誕生日が同じであることが挙げられる。



●牧野博幸

ドラクエ4コマ最後の良心とも言うべき人。
8巻あたりからの徐々に劣化しつつあるドラクエ4コマの質を支え続けた人であり
柴田・衛藤両名と並び称されて語られることが多い。
例えるなら巨人軍時代の松井秀喜のような感じ。

氏の漫画は「普通に面白い」を追及していたような気がする。
奇をてらうことも、個性的な絵でインパクトを狙うこともせず、
とにかく原作を重視した内容を膨らませてネタにしていたように思える。
このような“正攻法”で高評価を得ることが一番技量を必要とするものであり
氏の実力をうかがい知ることができる。
しかし、ピサロの手下のももんじゃの話など、たまに独自キャラによる話を描いていることがあり
それがまた良いアクセントになっていた。あと、絵は普通にまとまっててうまかった。

だが、ガンガンに描いたオリジナルが速攻で打ち切られてたのを見る限りだと
氏は「オリジナルよりアレンジ」(同人風に言えば「一次創作より二次創作」)
の人だったのかもしれない。
それからどうなったのかはよく知らないが、スパロボ系の他社4コママンガで
描いてたという報告を見たことがある。


●栗本和博

4コママンガ劇場が発足する以前の刊行物(モンスター物語など)から
すでにマンガを描いていた、言うなれば最古参。
それ以来、今なお描き続けているおそらく唯一の人物でもある(はず)。

なので今ではかなりお年を召されているはずで
これだけ長きに渡って4コマに関わってきた貴方の命がけの仕事ッ!
僕は敬意を表するッ! …けど、ここ以外では全く活動している感じが見られないため
昔からひそかにどうやって生計を立ててるのか気になってたりする。まあ、副業なんだろうけど。

ちなみに絵柄はお世辞にも綺麗とは言えず、面白いのかと言われると正直そうでもない。
じゃあ今は老害を撒き散らしているのかとなると、そういうわけでもない。
氏はいい意味でも悪い意味でもドラクエ4コマにおける「空気」なのだと思う。


●石田和明

初期の頃にいた人。なんかとにかく普通なイメージ。
特にインパクトが強いわけでもなく、特に面白いわけでもなく。
いい意味でも悪い意味でも「無難」。
あ、バラモスをカバ扱いして最後までカバ=バラモスだと気がつかない話はなんか好き。

でも、当時からドラクエをやっていた自分の親父が、唯一笑ってたネタは
この人によるものである。確かこんな感じのやつ。

女魔法使い「見て見て、モシャスの呪文覚えたの」
女戦士・僧侶「へ〜、じゃあ勇者に変身して見せてよ」
女魔法使い「モシャス!」(男勇者に変身する)
女魔法使い「どう?」
女戦士・僧侶「お〜、そっくり〜、すごいすごい」
女魔法使い「ここはどうなっているんだろう?」(後向きで下腹部を覗き込むような姿勢)
女戦士・僧侶「ふんふん…ほ〜」(凝視)
勇者「わーっ!こらーっ!!」

という、まあ、言うなれば軽い下ネタである。

おおよその人が軽く流してしまうであろうこの話が、無愛想な親父のなんらかのツボに
ヒットしたという事実は今でもよく覚えている。


●すずや那智

初期の頃からいた、絵が凄く小綺麗な人。(“絵が巧い”ではないんだよなこれが)
とにかく整った絵を描く人で、子供心に絵がきれーだなぁと当時の4コマで唯一思った人である。
だが、肝心の中味がパッとしなかったため、ここでこう当時を回想してみても
何を描いてたのか見事にさっぱり思い出せない。なんだこの覚えてなさは。
栗本でさえ「福引大王」とか「怪傑大ねずみ」とかいくつかのキーワードが出てくるのに。

つまり、氏の4コマは、現在のグラフィックに傾倒して中味を省みない風潮のあるゲーム業界を
先取りして皮肉ったものだったんだよ! Ω ΩΩ<ナ、ナン(ry

牧野同様、オリジナルがロケットで突き抜けて(速攻打ち切り喰らって)からの消息はわからない。


●きりえれいこ

たった今名前だけ思い出したので書き留めることにする。

…で、えー、どんなんだったっけ…(;´Д`)
絵柄は思い出せるんだけど言葉にしにくいし話は全然思い出せないし。


●猫乃都

柴田亜美と同じような路線で、衛藤のような絵による笑いを織り交ぜた人。
面白いと思うんだけど、4コマ初期三大作家(柴田・衛藤・牧野)に埋もれがちなのか
あまり話に挙がることはない気がする。この人の描くおっさん共は無駄にダンディ。
あと、ブサイクにとっては身につまされる話も多い。…だから?(ぐさっ)

聞いた話だと身内がすごい有名人だったらしいんだけど
深くは知らない。


●西川秀明

すごい絵がごちゃごちゃしてた人。
そのほかの詳細は不明。なんで覚えてるかも不明。なに描いてたかも不明。


●松本英孝

初期の頃ひっそりいた人。
3巻あたりで2コマぶち抜きでライアンの絶叫顔を4作連続で描いてたのが印象深い。

まだ自分が4歳かそこらだった時、となりに住んでいた当時中学生でよくかまってくれた人と
まるっきり同姓同名なので当時から気になってたが、結局同一人物なのかはわからずじまいだった。


●新山たかし

元はすずやのアシ。
4コマの少年漫画系微エロ担当として印象深い。
初期から

マーニャ「ドラゴラム!」

変身時服が破けてはじけ飛ぶ

大魔道「 い て つ く 波 動 ォ ! ! 」

みたいな内容の漫画を連発し全国の芽生えたばかりの少年達を中途半端に虜にする。
ドラクエだけに限らず、マリオやエムブレム4コマでも活躍し
そのほとんどでそーゆーネタを多く披露していた。
マリオですら「チョロプーが股おっぴろげて壁から飛び出すのをピーチに凝視されて凹む」
という話を描くという無駄かつ駄目駄目な気合の入りっぷりを発揮。

本人はそれでも物足りなかったようで、割と後期まで活躍後
ガンガンのオリジナルで(タイトル失念)さらに暴走を続け
果ては直球でエロいドラクエ4コマ同人誌まで別名義で出しているらしい。

彼にとって不幸だったのは、絵柄が直球エロ向けではなかった、ということかもしれない。


●夜麻みゆき

初期からいた人。とにかく絵柄が和むのが特徴。萌え路線ではないかわいい路線。
内容は覚えてないが、小学校低学年当時から自分が思っていた
「キースドラゴン(DQ1より)のキースって何?やっぱりキスするの?」
って疑問をネタにしてたのだけは印象深い。(1勇者が実際にドラゴンにちゅーするシーンあり)

で、キースってなんだろう。今でもわからん。

ガンガンで連載された漫画もそこそこ好評だったらしいが
某バスタードのように休載が連発するようになりいつの間にか自然消滅してしまったらしい。
今で言うハンターハンターですね。……いやいやハンタはちゃんと描いてください冨樫さん('A`)

この人っぽい絵柄を描く人は他にもいた気がするが、困ったことにあんまり覚えてない。


●中井一輝

柴田+衛藤路線の新人で一番面白かった人。
面白くなりそうな人ではあったんだけど、割と早くいなくなってしまったのが残念。


●田村きいろ

癖のない正統派な人。ドラクエ4コマ中期では最も安定して見ることのできる人だった気がする。
ドラクエモンスターズの4コマで、「スライムナイトのナイト部分が実は身体の一部だとゲーム中に
載ってたのはショックだった、あれが身体の一部なんて人面疽みたいで嫌過ぎる、
寝てるときにアレに集団で迫られると絶対自分なら泣く」という内容を載せてたのがひどく印象深い。

ちなみに自分は、モンスターズのその記述は黒歴史扱いにしている。
んなことあってたまるかい。魔族の兵卒とか、そんなんがちゃんといるに決まってる。


●越後屋サイバン

中期から後期にかけて地味に描いてた人。
ドラクエ4コマよりも、ファイアーエムブレム4コマの

闘技場のおやじ「えーと、次の相手は…」

(オグマ ようへい Lv13 てつのつるぎ)←とゲーム風に描いている

おやじ「オグマさーん! …おぐまようへい君!!おいいねぇのか!!」

オグマ「“ようへい”は名前じゃねぇ」

というネタでなぜか爆笑したことが印象深い。
いつもページ数は少なかったが、いい時と悪い時の差が激しかったように思う。


●魔神ぐり子

中期に突如現れた鬼才…ってほどでもないけど
初期のような勢いに任せたネタが多めで個人的に割と好きだった人。
どちらかと言うと、ドラクエよりもエムブレムやスターオーシャン2ndでの執筆量が目を引く。



…ここまで勢いだけで書いてきて、そろそろ失速してきているので
このへんで終わらせることに。
頭の中から思いっきり搾り出せばまだ結構いる気がするけど、
コメントに苦しむ人とかマイナスの感情を持ってる人ばかりになりそうなのでやめる方向で。
絵は覚えてるけど名前を思い出せない人も結構いるんですけどね。タイジャンホクトとか。あ、覚えてるやん。
じゃなくて、なんか「○○×太郎」って名前の人いなかったっけ?あれ好きだったんだけどなぁ。
特にマリクが「1たす2は?サンダー!(ドカーン)ひゃーはずかしー」ってなるのとか。あーひっかかるくそ。
えーとあと、なんとかみきって人が絵柄ネタともに中期以降では好きでした。


そんな悩みも先ほどぐぐってると見つけた
こんな物凄いページを見たらきっとズバッと解決大ねずみでしょう。
というわけで今から読んできますね。
| kirby | 雑記 | 22:25 | comments(3) | - |
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