じおらいとともに

ゲームや同人STG絡みの激しく偏った感想を極薄長文で産み落とすのがメインのブログ
最後のファミコン戦士
時間もネタも体力も気力もありゃしませんが生きてます。

さて、ゴールデンウイーク中に戦々恐々として記事にしたPSN問題が
未だに(日本でだけ)解決してない上に傘下の企業でも次々と流出騒ぎが起きるという
地震と原発問題がなければ普通に連日一面トップ記事になってもおかしくない事態になっています。
正直10日くらいには治ると思ってましたが…
今年は間違いなく後に歴史の教科書に載るのでしょうね。
「漏洩し、2011ろがる(匂い広がる)福島とソニー」
みたいに語呂合わせで覚えられたりとか。うわあ笑えねぇ。
もうアタック25で言うと22ヶ所くらい黒色で塗りつぶされてるレベルですが
ここから逆転が見込める大事な大事なアタックチャンスは訪れるのでしょうか。
ご冥福をお祈りします。


そんなわけで、相変わらず窮地に立たされている我らが日本ですが
影でひっそりと、しかし確実にゲーム業界にも
斜陽の足音が近付いているように見える気がします。
それはゲームの出来から来るもの、というのは最近は考えないようにしています。
自分のように歳を食ったらもちろん娯楽から受ける刺激は薄れるわけで
きっと今の10代そこらでゲームをする子も、何かしらのゲームによって
かつて我々世代が受けた衝撃と面白さを味わってることでしょうから。
でも事実として、昨今になって特にゲームの売れ行きは伸び悩んでおり
名の知れた会社が次々倒産もしくは吸収されている現状はあります。
それを踏まえての「斜陽」なら不本意ですが認めざるをえません。

そんな状況を象徴するような、極めて印象的で寂しいニュースが飛び込んできました。


高橋名人、ハドソンを退社


わかる世代ならわかると思いますが、世の子供たちにとってまさに名人はスターでした。
「ゲームが上手い」「すっごい連射できる」ことがゲームっ子のステータスだった時代に
16連射を引っさげて登場し、以後子供たちにとっての伝道師たるべく広報活動に尽力した高橋名人。
ハドソンのみならず、当時のファミコンにおいて絶大な功績を残した人物です。

自分も名人に心酔したひとりでした。
当時スターソルジャーでラザロ(合体する顔の敵)が
合体し切る前に連射して倒すと5万点(8万点だったっけ?)のボーナス、
という仕様があり、自分が何百回プレーしても獲得できなかったものを
名人はそれをやすやすと、しかもショットが5WAYのフルパワー状態で
(知らない人用:このボーナスはフルパワーから1回被弾し3WAYになったほうが簡単に取れる)
取るわけで、そりゃあゲームがうまくなりたいお子様からの熱視線を独り占めできるわけですよ。
また、シュウォッチという「10秒間で何発ABボタンを連射できるか」を測定出来る機能付きの
コントローラーを模した黄色い時計器具を肌身離さず持っていまして
周りの軟弱者共が定規を用いて擬似的に超連打するという女々しい手段で
やっと250〜260発という記録の中、自分は右手の人差し指一本で
全盛期は336発を叩き出したこともあり、当時は割と本気で羨望のマトでした。
当時のウイスキーのCMのキャッチフレーズで
「ワンフィンガーで飲る(やる)もよし、ツーフィンガーで飲るもよし」
というのがあって(何がワンツーなのか意味は忘れたけど)
それの真似をして「ツーフィンガーとかシロートやな!やっぱ“通”はワンフィンガーや(ドヤッ」とかほざいてたのも
今ではいい思い出です。というかこの頃が俺の全盛期だったかもしれん。
今ではこんなゴミ溜めに吐かれたタンカスみたいなおっさんになっちゃっていやーはっはっは(;´Д⊂)
だいたい336発で超自慢してたけど、もちろんもっと凄い記録の子は世の中腐るほどいただろうし。

なぜか自分語りになってしまいました(上にもしかしたらだいぶ前にも記事にしたかもしれない)が、
ともあれ高橋名人といえば80年代後半をゲームとともに生きたちびっ子たちの憧れであり
また歳を重ねた今ではいかに名人がゲームの発展を願い尽力してきたかが
断片的ではあるもののわかるような気もするため
ひとりのゲーム業界人として尊敬する人物でもあります。

そんな名人がハドソンを退社する…
実際、ハドソンの現状を考えると、最初はびっくりしたものの
すぐに納得してしまった自分がいます。
…正直、こういうのは色眼鏡であろうことはわかってるのですが
ハドソンの吸収先がコナミであるという時点でいやそのなんか…ねえ?
高橋名人が21世紀も10年以上経った今なお「名人」として活躍しているのを見ると
古き良き…と言うのも朝令暮改気味なのでアレですが
ファミコン時代の灯火を確かに感じることができて懐かしく、暖かく感じたものです。
そんな時代の象徴たる名人がハドソンを去る、という知らせはまさに
最後のファミコン戦士が静かに剣を置き表舞台を去るような印象がありました。

…が、ハドソン死すともファミコンは死せず!(註:ハドソンも死んでません)
名人は退社後も業界のどこかでお仕事をなさるということで
今後のさらなる活躍に期待しております。
ファミコン世代が残した息吹が、今のゲームの再生の一助となりますように。


なんかいつにも増して文章がグダグダですが今回はこのへんで。


最後に、名人がかつて残した名言で当記事を締めくくろうと思います。
え?ゲームは一日一時間?そっちじゃなくてもっとダイレクトに(俺の)心にクるやつ。


「遊びはファミコンしか知らない
 寂しい大人にはならないでください」


…以上、寂しい大人がお送りしました。おそまつ。
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