じおらいとともに

ゲームや同人STG絡みの激しく偏った感想を極薄長文で産み落とすのがメインのブログ
【SFC版DQ3】魔法使い改め僧侶一人旅 終
 



<せめて、人間らしく> ←サブタイトル


前回は僧侶に転職し、バラモスを倒すところまで進めました。
今回で終わりです。




さてアレフガルドではクリアに向けていくつかの必須アイテムを入手する必要がありますが
その道中にボスはおらず、また勝手知ったるゲームなのでここはさっくり行きます。
今回は ラダトーム(たいようのいし)→マイラ(ようせいのふえ)→ドムドーラ→
メルキド南のほこら(あまぐものつえ)→マイラ北の塔(せいなるまもり)→リムルダール→
リムルダール南のほこら(にじのしずく)→ゾーマの城
という流れで進めました。ここらへんは特筆すべきことはありません。
攻撃呪文を駆使すれば一人でも十分やっていけるものです。
相変わらず麻痺と即死は怖いですが。

しかし攻略的には最も重要な装備品がマイラにあります。それは「ひかりのドレス」。
すごろくのクリア景品のこのアイテムは、女キャラならどの職業でも装備できる上
呪文炎吹雪軽減、おまけに守備力も90と今作で最高値を誇るえげつない防具で
このSFC版DQ3の女尊男卑を決定づける要因のひとつでもあります。なんでこんな仕様に…
まあ、僧侶魔法使い賢者はドラゴンローブという若干下位互換な男女共用防具が同すごろくの店で買えるので
圧倒的な旨みはありませんが、戦士や武闘家なら洒落にならんほどのメリットがあります。
ともあれ、これを利用しない手はありません。
その他の装備品は特に買う必要もないでしょう。
みかがみのたてはその名前に反して特に何も軽減効果がなかったりしますし
ミスリルヘルムも16000G出してまで買うほどの防御力上昇はありません。
まあ、必須アイテム入手の過程でお金溜まったので入手しましたが。

それと同時に、ゾーマと戦うに向けてレベルアップ方針も変更します。

まず、この僧侶(魔法使いの全呪文取得済み)一人でどうやってゾーマと戦うか?
いてつくはどうを連発するので素の状態で挑まねばならないわけですが
攻撃力に関しては幸い、メラゾーマが100%効きます。
しかもゾーマはHPこそ4700と高めですが、自動回復はありません。
なので打撃攻撃は捨て、メラゾーマ一択で攻めます。
つまり、炎の僧侶 vs 氷の魔王 とな。いいねぇいいねぇ、少年の心が舞い戻る気分だねぇ。
ちなみにFC版で猛威をふるうベホマはSFC版ではあんまり効果がありません。
また、こうなることを予期してへんげのつえを持ってる間に
いのりのゆびわを10個ほど購入しておいたので、MPも普通に上がるくらいあれば十分です。
必要なのはHP。スタミナのたねをありったけ集め、素の性格がてつじんであることを利用して
レベルアップは体力重視でパラメータを上げます。

その際のレベルアップですが、アレフガルドともなると普通に戦うだけでも経験値は潤沢に貰え
上の世界の時のように低確率で出現するはぐれメタルを必死な形相で狩る必要はありません。
ドムドーラ周辺によく出現するキメラを4匹マヒャドで一掃したらそれだけで7200の経験値が入ります。
1匹40200だけを集中して狙うより、この7200を積み重ねたほうが遥かに早いのです。
さすがキメラさんや!俺のDQ史上最萌モンスターだけのことはあるで!!
ただ、ドムドーラ周辺はまおうのかげが厄介ですが…
イオナズンで一撃ですが、効かないことも結構ありますし
ザキと甘い息という一人プレーの大敵技を二種類使いこなす面倒な相手です。
…まあ、ザキはマホカンタ使えばいいだけなんだけどね。でも効率重視の中だとめんどいのは事実だし。
じゃあリムルダール周辺ではぐれメタル狙いついでに他の敵を倒しては?となりますが
周辺だと地味にタフなスカルゴンがよく3匹で出てくることと、頻繁にマドハンドに
だいまじんを呼ばれるのが余計に面倒臭く、でもちょっと南に行こうものなら
実入りの少ないゴールドマンと、圧倒的に戦いたくないじごくのきしが…
というか今回の一人旅、総合してじごくのきしが一番鬱陶しい。麻痺怖い麻痺怖い。
なのでまおうのかげが面倒なアレはありますが、ドムドーラ周辺で経験値を稼ぎます。
本当はマイラ北の塔が一番いいんでしょうけど、交通の便悪いからなぁ。


というわけで、Lv43まで上がりました。今にして思えば上げすぎた感もあります。
本当はゾーマ城のザコからスムーズに逃げたかったんで
Lv51まで上げる予定だったのですが、明らかに本末転倒だったので43でやめただけなのは内緒。

そしてゾーマの城へ。
まず1F隠し階段前のだいまじん×2と3回戦うのだけ消化して引き返します。
その次が本番なわけですが、まあゾーマ城前のエンカウント率の高さと
ゾーマ城内の敵から逃げられなかった時の鬱陶しさ(かかる時間的な意味で)は凄いです。
昔から思ってたけど、やっぱり敵ドットのアクションは雑魚戦だけOFFできるようにすべきだったと思う。
ソードイド3匹とかドラゴンゾンビ3匹から逃げられなかった時のイライラ度は異常。

それから自身のMPを自己管理できなかったのが敗因で散って行った
カンオケの中にいる人の親父を名乗る男の死を華麗にスルーし
宝箱からはいのりのゆびわだけ回収しゾーマ様の間へ進みます。
けんじゃのいしはこのプレーで現段階で入手しても意味ありません。

さてJRPG界のキングオブ魔王と呼ばれて久しいゾーマ様ですが
魔王の王道を切り拓き一気に完成形を築き上げた同氏に敬意を表し
ここからゾーマ様の台詞をノーカットでお送りすることにします。
まあ、ゾーマの台詞は有名ですし、ググれば書いてる人も結構いますが
意外と「原文を一切改変せず、漢字変換を完全にそのまま書いてるところ」
って見ないのですよ。
いくらひらがな多いからって勝手に変換しちゃダメでしょう。
ひらがなで書かれた部分も含めてゲームという一つの作品の一部たりえるのに。
掲示板への書き込みくらいならまだしも、ちゃんとしたサイトならそのへんこだわって欲しいのです。
もっとわかりやすく言うと、「くさりかたびら」を「鎖帷子」と記載している
攻略サイトは正直参考にしたくない的な気分がするわけでございましてですね。
漢字とひらがなで無意識に受ける感覚の差異ってあるでしょう!ほらなんかこう!
全く日本のまほろばの心はどうなっておるのかね?


そんな謎のこだわりは置いといて決戦へ挑みます。
なお、ゾーマの台詞にはこちらの僧侶のキャラ名をそのまま入れてますが
ここが日本のまほろばの心など全く解さない個人ブログであることと
元ネタ的になんとなく名指しで言われさせてみたかった的なアレがあるのでご容赦ください。
あと、便宜上Aボタンでのメッセージ送り1回ごとに「」で区切ってますので
一部句読点のあとにカギカッコがついてて文法的に変ですがそこもご容赦を。

こちらが祭壇の上に立つとゾーマ様はなんと自ら徒歩でお出迎えをしてくれます。
普通は玉座で不動なのが魔王の基本なのに、なんという礼儀正しさ。
デキる男はこういう何気ない所作からして違いますよね。


ゾーマ
「ふとよ!
 わが 生けにえの 祭壇に
 よくぞ きた!」
「われこそは すべてを
 ほろぼすもの!」
「すべての 生命を
 わが 生けにえとし 絶望で
 世界を おおいつくしてやろう!」
「ふとよ!
 わが 生けにえと なれい!」
「出でよ わが しもべたち!
 こやつらを ほろぼし その
 苦しみを わしに ささげよ!」


そしてさっきMPが30弱くらいしかないのにライデインとかバギクロスとか
無駄撃ちしたのが原因で死んでしまった人の弔い合戦が始まります。
…が、これはいつも通りスカラ・フバーハ・バイキルト・ルカニを使った
基本戦法で、作業を通り越して眠たくなる域まで難易度が下がります。
それからバラモスブロス→バラモスゾンビと戦うわけですが、これも同じ方法で余裕です。
ゾンビはルカニが効きませんが、スカラを2回かけてバイキルトすれば
ゾンビキラーの効力も相まって十分ダメージが通ります。あとは作業。

3連戦終了後、いのりのゆびわでMPを回復させます。
エルフの里で買った10個+イシスで夜貰った1個+この城で回収した1個の
計12個も持ってますので多少壊れたくらいではびくともしません。
あの死んだ人にもひとつくらい分けてあげればよかったのに!
そして道具欄の空きにもめいっぱいいのりのゆびわを詰め込んで
(装備品+ひかりのたまを除けば6個まで持てる)
ついに決戦へ挑みました…!

…ものの、やっぱり凄くしんどい。
いや魔法使いLv10〜20台のボストロールみたいな圧倒的絶望感はないけど
補助呪文なしでゾーマの猛攻を受け止めつつ攻撃するのはかなり厳しいです。
一番キツいのは直接攻撃で、一発ゆうに100〜130くらいのダメージを受けるので
吹雪と併用されて2回攻撃されるとベホマを連続で使うしかなく
ゾーマに「ずっと俺のターン」されることもしばしばでした。
守備力280って相当高いように見えるけど、これでもゾーマには力不足なのか…!
しかし、ここまで来て戻るのも面倒だし何か打開案はないか…と
ふくろの中をあさること十数秒。


……そうだ、僕には“これ”が
あるじゃあないか……!





(守備力:280→497)


ああ、やっぱりこれしかないのか。せめて人間としての意識は保ちたかった…!
はんにゃのめんに頼るのはあんまり芸がないかな、というのと
ビジュアルを想像したらかっこ悪いにも程があるというまたしても謎のこだわりとで
できるだけ使わないルールを最初に課しましたが、背に腹は代えられません。
アレフガルド国民の生活が第一。あれ、こう書くととたんに胡散臭く見える。Why?

ともあれ、これでようやく舞台が整いました。
この状況でゾーマから受けるダメージはおおむね
マヒャド:30〜40
直接攻撃:50〜80
吹雪:60〜90
というくらいなので、よっぽどじゃない限りベホマをかけるターンの間に
最低1回はメラゾーマを撃つことができます。


では戦闘前から仕切り直し。ここであの名台詞です。


ゾーマ
「ふとよ!
 なにゆえ もがき 生きるのか?」
「ほろびこそ わが よろこび。
 死にゆく者こそ 美しい。」
「さあ わが うでの中で
 息絶えるがよい!」


ひかりのたまを使用。
ここで使う前に殴られるかどうかは運です。素早さ255でも五分五分の運否天賦。


ゾーマ
「ほほう……。
 わがバリアを はずす すべを
 しっていたとはな。」
「しかし むだな こと……。
 さあ わが うでの なかで
 もがき くるしむが よい。」


♪ 勇者の挑戦


FC版のほうがシャープかつスピーディで好きですが(特に間奏部分)
オーケストラライクで重厚感のあるSFC版もこれはこれでアツいですね。
やはりゲーム史に残る名曲は時代に関係なく素晴らしいものです。
まあ、今回は当の勇者は相変わらずカンオケの中ですが。

炎と吹雪がぶつかり合う一対一の真剣勝負。
補助呪文も使わず、お互いの肉体のみで語り合うガチ喧嘩です。こっちは殴りませんけど。
実際にすることも至ってシンプル。
ひたすらメラゾーマ!HPが尽きそうならベホマ!この繰り返しです。
ゾーマの行動はランダムですが、こちらが98%先制攻撃ができるので
常に最悪の事態を想定しながらベホマをかけるタイミングを計算するのは容易なことです。
ちなみに素早さ255でもごくまれにゾーマが先制攻撃してくることがあります。
そうなったら諦めるしかありません。自分は2回喰らいましたが、幸い死ぬことはありませんでした。
ちなみにMPが切れたら全力でいのりのゆびわを使いまくってこっそり回復させます。
真剣勝負的な脳内妄想ではこの間の過程はスルーですけどね!


…そして。
両者の間でメドローア的なものが発生しそうな程に
魂痺れ心沸き立つこの最終決戦は…






…炎の勝利で幕を閉じました。


ゾーマ
「ふとよ……。
 よくぞ わしを 倒した。」
「だが 光あるかぎり
 闇も また ある……。」
「わしには 見えるのだ。
 ふたたび 何者かが
 闇から 現れよう……。」
「だが そのときは お前は
 年老いて 生きては いまい。
 わははは………っ。ぐふっ!」



…魔王よ、おぬしもまさしく強敵(とも)だった…!

ゾーマ様もまた、僧侶(元魔法使い)を最後まで名指しでした。
さすが大魔王中の大魔王!風格とカリスマと、何より度量の広さが違う!
さあ僧侶よ!返す刀で胡椒屋の店先にも
メラゾーマを撃ち込みに行くがいい!


結局このプレーで勇者がやったことは
「旅に出た直後にスライムの前で切腹」→「ボストロールの前で生き返ったものの即座にオーバーキル」→
「次に目が覚めたらバラモスが死んでました」→「わけわからんまま闇の世界へ行って即グールに撲殺される」→
「次に目が覚めたらなぜか伝説の勇者扱いされてました」
のみとなっております。なんというタナボタ人生。か?
勇者の残した武器防具はロト装備として受け継がれた、的なエンディングの一文はそのままでしたが
我が勇者が何も装備してなかった真実を踏まえると
今後ラルス16世の時代(DQ1の時代)までにどれほどの歴史が捏造されるのかは想像に難くありません。
「はんにゃのめんとか汚点だ!隠せ隠せ!ロトのかぶと?このミスリルヘルムで誤魔化せ!色塗って!ほら!」
「専務!鎧どうします鎧?ひかりのドレスとか、もし子孫が男だったらさぞかしキモく…」
「ああもう、適当に布地をちぎって貼れ!てつのよろいとかに!くまなく!」
とか必死に上塗りをするお城の役人たちの姿が見える…!

そして、これまたゲーム史に残るエンディング曲、
そして伝説へをしみじみと聴いて…





めでたしめでたし。


というわけで、これで当企画は終わりです。ミッションコンプリートです。
え?しんりゅう?そんなん知らん、わからん。

昨今のDQではどんどんと呪文の存在が軽視されるようになってきており
このSFC版DQ3も各種グループ攻撃&全体攻撃武器の出現により
その兆候がかなりありありと出てきています。
しかし、今回はそんな呪文(特に攻撃呪文)の重要性を実感したと同時に
やはり呪文を縦横無尽に駆使してこそDQの醍醐味を味わえると思った次第であります。
メラミやヒャダルコあたりを覚えた時は通常プレーでも少なからずキターと思うものですが
今回のそれは通常の比ではありませんでした。ダーマ〜ジパングあたりでのヒャダルコの心強さは異常。
こうしたDQにおける呪文のありがたみはぜひ最新作でも盛り込んで欲しいものではあります。
自分はプレーしないと思いますが。オンラインは苦手なので…

改めて思うとやっぱり「メラゾーマ」「ベギラゴン」「イオナズン」「マヒャド」「バギクロス」「ギガデイン」の
6本柱がいちばんしっくり来ますね。
ガイアーとかグランデとかデドスとかムーチョとか?残念ながら我輩の辞書には乗っておらぬな。

また、僧・魔という呪文のスペシャリストの力が揃えば
勇者じゃなくても大魔王に届く牙を持ち得るというのはとても燃える要素です。
魔法使いの最高ダメージ呪文であるメラゾーマと
僧侶の代表呪文でありDQシリーズでは必要不可欠のベホマ、
この両方がなければクリアは到底不可能でした。
特に最後の敵にメラゾーマが非常に有効な攻撃手段になるように設定した
中の人のバランス感覚は大変素敵だと思います。


今回は人生において久々のやりこみもどきプレーでした。
また他のゲームでもこれくらいの情熱が巻き起こらんことを祈りつつ幕を下ろすことにします。
ご清聴ありがとうございました。
| kirby | 一般ゲーム | 14:27 | comments(0) | - |









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